汗をかくことのメリット
皆様こんにちは! 武蔵関駅より徒歩2分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です!
暑い季節は、少し動いただけでも汗をかき、においや不快感が気になるという方もいらっしゃると思います。 さらに、汗は皮膚トラブルの原因になる場合もあるため、やっかいな存在に思われがちでしょう。 しかし、汗は体の機能を維持するために欠かせないものであると言われています。 そこで本日は、汗とはどのようなものか、汗をかくメリットなどについてお話ししていきます。
- 健康な体を維持するために知っておきたいことがわかります。
- 汗がどんなものかわかります。
- 汗をかくことのメリットがわかります。
目次
・汗には健康な体を維持する役割がある
我々人間の体には、呼吸や内臓の働きなどを特に意識せずとも調整できる自律神経が備わっています。 実は、発汗も自律神経にコントロールされていて、体温が上昇すると、脳から自律神経の1つである交感神経に汗を出すよう指令が出され、交感神経が汗腺を刺激することで汗が作られるのです。 汗は、汗管を通って体外に排出された後に皮膚の上で蒸発しますが、その際に体の熱が奪われることで体温の上昇が抑えられ、この時の体温調節が汗の重要な役割であるといえるでしょう。
・体内の有害物質を排出する効果もある
汗には体温調節以外に、体内の老廃物や過剰な塩分などの体にとって有害な物質を体外に排出し、体や皮膚などを清潔に保つ働きもあります。 自律神経は、季節の変わり目に乱れやすいため、汗をかきやすい夏も同様に乱れやすい季節であると言われています。 夏に自律神経が乱れやすい原因としては、冷房の利いた室内と暑い屋外を行き来していたり、脱水症状を起こしやすいことが影響していると言われています。 季節に関係なく、生活リズムを整えて自律神経が乱れないように心がけることは、汗の機能を正常に保つことにも役立つでしょう。
代謝が低いと汗をかきにくい
日常的に運動をする習慣がない方や、元々の代謝量が低い方の場合、汗をかきにくいと言われています。 このような方の場合、汗をかく機会が少なく、汗腺や汗管の機能が衰えて汗をかきにくい体になってしまうこともあります。 このような状態になってしまうと、気温や体温の変化にうまく対応できずに体に熱がこもってしまうだけでなく、汗腺や汗管が正常に働きにくくなってしまうことがあります。
※前述したような状況を防ぐためには、少しずつ運動する機会を増やしたり、入浴時に湯船に浸かってしっかり汗をかくことを習慣化したりすると、徐々に上手に汗をかけるようになってきます。
・汗が気になる時の対処法
最後に、汗はかいたほうがよいものであるため、基本的には無理に止めようとする必要は全くありません。 しかし、外出先などで汗が気になる時や、汗をかくことで元々あった皮膚トラブルなどが悪化する可能性がある場合など、汗をできるだけ抑えたいケースもあるかもしれません。 そのような場合には、太い動脈のある首やわきの下、太もものつけ根、膝の裏などを冷やすようにすると汗がひきやすくなりますので、汗が気になる場合にはぜひ試してみてはいかがでしょうか。
スタジオUに寄せられた質問に回答します♪
お客様からスタジオUにこれまでに寄せられました質問の一部に回答いたします!
他にご質問や聞いてみたいと思ったことがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい^^
お客様
大量に汗をかいてしまうのですが、止めた方がいいのでしょうか?
稀に多汗症などの病気である可能性も考えられますが、基本的に汗はかいたほうが良いものであるため無理に止める必要はありません。
代謝が低いと汗をかきにくいと聞いたのですが本当ですか?
はい、汗腺や汗管の機能が衰えてしまい汗をかきにくいと言われています。
どうしても汗が気になるのですが、何か対策方法はありますか?
このような場合は、太い静脈がある膝の裏や太ももの付け根などを冷やすと汗が引きやすくなると言われています。